当店のトレーニングはフードによるご褒美は一切あげていません。
フードを使ってしまうと犬はフードに対して従順になります。
フードを持っていれば一見従ってる様に見えますが、実は全然従ってません。
フードを持っていなければ飼い主さんの言うことを聞かなかったり、フード自体に段々反応しなくなり新たに反応してくれるフード探しになったり、、　 これでは良い関係性を作れません。

犬は元来、服従するのを望む生き物です。 飼い主さんが絶対的なリーダー然としていれば犬は余計な物音や雷などにも反応せず安心して暮らすことが出来ます。
当店ではご褒美に（褒める）（撫でる）ということを行います。
シンプルですが、これを通してこちらが愛情があることを伝える、こちらがリーダーなのだということも教えます。
フードではなくて愛情に反応させる。愛情に反応する素直な良い子にするのがラブリースペースのモットーです。

基本的なトレーニングは『おいで』『待て』『おすわり』『伏せ』です。
同じ（おいで）が出来ない子でも、怯えていて出来ない様なら身を屈め優しく高めの声で誘導する。
ワガママな子でこちらに従おうとしない場合は、少し低めの声で諭す様に誘導する。
これらを通して関係性を作って行きます。
トレーニングの核の部分、つまりその子の心を素直に従わせる細かいやり方などはオーダーメイドの様なものなので、その子に最適なやり方でトレーニングをして行きます。

これら4つのトレーニングは基本中の基本的なトレーニングですが、どのような状況でも飼い主様が発するコマンドに必ず従えるようになることは、全ての他人への配慮、またワンちゃん自身の安全につながります。